『筆おろしデリバリー』は、さんじゅうろう先生の商業漫画作品。
配達員のお姉さんが、荷物を受け取る美少年にときめいちゃう物語です。お姉さん上位の展開が好きな方にはぴったりな一作です。
この記事では、『筆おろしデリバリー』の作品についてご紹介していきます。
『筆おろしデリバリー』作品情報&配信状況
作品名 | 筆おろしデリバリー |
作者 | さんじゅうろう |
掲載誌 | COMIC快楽天 2024年11月号 |
配信状況 |
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『筆おろしデリバリー』見どころ
配達員のお姉さんと、荷物を受け取る美少年の物語
本作に登場するのは、配達員のお姉さんと、いつも宅配サービスを利用している少年。
お姉さん曰く、少年はめっちゃ良い子なのに目がちょっとツンとしていて、生意気そうな見た目が可愛らしい美少年。
しかも、配達のたびに、彼は窓から手を振って見送ってくれます。
お姉さんは、そんな彼がクセになるほど好みで、本能が疼くほど。
二人の名前すら明かされないまま、物語は成り行きで進んでいきます。
荷物の中身に気づいたお姉さんの暴走
彼宛てに届いた荷物の差出人を見たお姉さんは、内容が大人のおもちゃだと察してしまいます。
なぜなら、自分も同じところから買っていたから。
次の配達でもまた同じ送り主。妙な確信を持ったお姉さんは、荷物を渡し終えたあと、彼の恥ずかしそうな顔を見た瞬間にスイッチが入ってしまい、少年を押し倒してしまいます。
終始お姉さん上位。荷物の中身を当てられて困惑する少年を、お姉さんが圧倒します。
少年の「無自覚な故意犯」感
事後、少年は実は童貞ではなかったことを明かします。つまり、タイトルの「筆おろし」には該当しないことになります。
それどころか、家に訪問してくる保険屋さんや健康ドリンク屋さんのお姉さんからもなぜかよく押し倒されるとのこと。
一見すると無垢な少年ですが、毎回帰り際に手を振ったり、お姉さんの好みを突いてくるような行動が多め。なんか、その態度や仕草にはどこか計算のようなものも見え隠れします。
今回のお姉さんは「よくなるか、そんなこと!」と突っ込むのですが、少年が意図的に仕組んでいたとしたら面白いですよね。
本作はお姉さん視点で展開するので、彼の本心は分かりませんが、そういった想像の余地があって、もう1回読み返したくなります。
ラスト1ページだけでもいろんな情報があって、そういった意外性がさんじゅうろう先生らしいと思いました。「生きてお腹に届くやつ」もパワーワードすぎて忘れられないですね。
まとめ
この記事では、『筆おろしデリバリー』についてご紹介してきました。
ぜひ参考にしていただき、さんじゅうろう先生を応援していきましょう。