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ほろ宵いと夏のせい~seaside~[雲呑めお]

ほろ宵いと夏のせい ~seaside~』は、雲呑めお先生の商業漫画作品。

全6ページというコンパクトな構成ながら、フルカラーで丁寧に描かれた本作は、今夏に公開予定の本編へと続く序章のような位置づけになっています。

短編だからこそ際立つ演出があり、雲呑めお先生ならではの繊細な表現に触れることで、読み終えたあとには本編が待ち遠しくなるはず!

この記事では、そんな『ほろ宵いと夏のせい ~seaside~』の作品情報と配信状況見どころをご紹介していきます。

『ほろ宵いと夏のせい ~seaside~』作品情報と配信状況

作品名 ほろ宵いと夏のせい ~seaside~
作者 雲呑めお
掲載誌 COMIC快楽天 2025年05月号
配信状況

まだ単話配信はありません。本編の公開を待ちましょう。

『ほろ宵いと夏のせい ~seaside~』見どころ

開放感あふれる夏のリゾートが舞台

物語の舞台は、夏の空気がたっぷり詰まったリゾート地。

アルバイトにやってきた女子大生の光空(ひかり)さんは、ここで地元の青年・海斗(かいと)くんと出会ったようです。

ビーチの開放感や、夏ならではの空気感が画面越しに伝わってくるような構成。短編ながらもしっかりと「ふたりの距離感」が描かれていて、夏の高揚感を感じられる内容です。

光空さんが口にした「来週には帰る」という一言が、この出会いにどんな余韻を残すのか。今夏にリリースされる本編に期待が膨らむ展開となっています。

お酒が大好きでオープンなヒロイン

ヒロインの光空さんは、お酒が大好きな大学生。仕事が終わった後も一人で飲みながらほろ酔い気分になっているとこのとです。

そんな彼女は、ビジュアルだけでなく、オープンな性格なのが夏に合っていて良いですね。

タイトルの「ほろ宵い」は「ほろ酔い」と掛けているよう。また、「(ほろ宵いと夏の)せい」という単語には、「お酒や夏がそうさせたのかも…」という言い訳めいた余韻や、”性”の意味合いも含ませたダブルミーニングが込められていそうです。

作中で光空さんがお酒を飲んでいる描写はないものの、雑誌表紙ではまさに”ほろ酔い”の無防備な表情が描かれており、色々と想像をかき立てられます。

雲呑めお先生のフルカラーへのこだわり

本作は、全ページがフルカラー。

雲呑めお先生は、色使いや塗り方、コマ枠のデザインなど細かい部分にこだわったとコメントしています。

実際、本作には漫画では当たり前のコマの枠線がありません。その分、シーンが滑らかに頭に入ってくるような感じで、見にくさは一切ありません。動きのあるシーンでは躍動感がアップしたようにも感じられます。

また、コマの枠線がないことで、フルカラーで描かれるビーチの開放感も格段とアップしていて、没入感が高いです。ラストの”宵”の色合いも良いですね。

さらに、コマの縁が直線ではなく手書き風なので、二人の思い出を切り取って見ているかのような感覚に。

わずか6ページながら、読後にはまるで映画のワンシーンを見たかのような印象が残る、完成度の高いビジュアル表現だと思います。

ちなみに、今後公開予定の本編はモノクロとのことですが、このフルカラーパートがあるだけでも、作品世界への入り込みやすさが段違い。思わず何度も見返したくなる、そんな6ページです。

 まとめ

この記事では、『ほろ宵いと夏のせい ~seaside~』の作品情報と配信状況見どころをご紹介してきました。

ぜひ参考にしていただき、雲呑めお先生を応援していきましょう。

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