『小悪魔ランチボックス』は、雨宮ミズキ先生の商業漫画作品。
優等生で料理も得意な問題児ヒロインに、胃袋も股間も掴まれてしまうラブコメです。餌付けされているような、籠絡させられる感覚を味わえる一作です。
この記事では、『小悪魔ランチボックス』の配信状況や見どころについてご紹介していきます。
『小悪魔ランチボックス』配信状況
作品名 | 小悪魔ランチボックス |
作者 | 雨宮ミズキ |
掲載誌 | コミックホットミルク2025年06月号 |
配信状況 |
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『小悪魔ランチボックス』見どころ
胃袋も股間も掴まれてしまうラブコメ
物語の主人公は、生徒指導を担当する教師・牛ケ島剛(うしけじま つよし)。昼休み、いつもの弁当屋に来たものの、財布を忘れてしまって昼飯のピンチ!
すると、女子生徒・穂刈みずほ(ほかり みずほ)さんが現れ、「私のお弁当をあげる」と学校の裏庭まで連れていかれてしまいます。
制服のまま外出するのは校則違反。彼女はその常習犯ですが、成績が優秀なため誰も強く叱れない…
そんな彼女に対し、「俺だけは屈しない!」と意気込んでいたのに、食欲には抗えず。しかも、そのお弁当に感動して「嫁が欲しくなる味」だと涙ながらに漏らしてしまいます。
実は、そのお弁当は穂刈さんが作ったもので、彼女は超自慢げ。しかも、「私もお腹空いた」と言って、牛ケ島先生のベルトに手をかけます。
本作は、そんな牛ケ島先生と穂刈さんの物語。穂刈さんから胃袋も股間も掴まれてしまうラブコメです。
完璧で小悪魔なヒロイン
ヒロインの穂刈さんは、見た目や学業だけでなく、料理も申し分ない完璧ヒロイン。
学校では問題児扱いされていますが、その理由は制服のまま外出するくらいしか描かれていないんですよね。人間的にはなんら問題はありません。
また、涙ながらに弁当を食べる牛ケ島先生の「嫁が欲しくなる」発言に分かりやすく反応し、頬を赤らめます。先生に好意を抱いているのは明らか。
でも、先生とは20歳くらい離れているんですよね。だからこそ、先生をその気にさせる必要がある。
そこで、お弁当を食べさせたことを後ろ盾にして、小悪魔な行動に。「いつも怒られてる」と自覚がある彼女は、これを機に籠絡しようとするんです。
牛ケ島先生先生は立場的に抗わざるを得ないんですが、こんな可愛いヒロインに籠絡されるなら本望と思えちゃいます。
一途さ?それとも計算?
翌日の昼休み。雨の中、傘を差して同じ場所で待っていた穂刈さん。手の込んだ弁当を用意していて、彼女が気合を入れて作ってきたのが伝わってきます。
なぜ、彼女はそこまでするのか?一途にも見える行動ですが、どこか打算的にも感じられます。
一つ明らかになったのは、牛ケ島先生が通っていた弁当屋は、穂刈さんの家族が経営するお店だったこと。彼女は、学校が終わった後、その手伝いをしていました。
もちろん、アルバイトも校則違反。
こうして、牛ケ島先生の昼飯は彼女の手作り弁当に。完全に”餌付け”され、心も股間も温まるハッピーエンド(?)を迎えます。
まとめ
この記事では、『小悪魔ランチボックス』についてご紹介してきました。
ぜひ参考にしていただき、雨宮ミズキ先生を応援していきましょう。