『ワンナイト・エラー』は、ウチガワ先生の商業漫画作品。
ヒロインを前にした主人公の勘違いっぷりが痛々しく、彼女の底知れない強者感を感じさせてくれるラブコメです。
この記事では、『ワンナイト・エラー』の作品情報や配信状況、見どころをご紹介していきます。
『ワンナイト・エラー』作品情報と配信状況
作品名 | ワンナイト・エラー |
作者 | ウチガワ |
掲載誌 | COMIC BAVEL 2025年4月号 |
配信状況 |
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『ワンナイト・エラー』見どころ
生意気な主人公が同僚女子にわからせられる
登場するのは、仕事人間な主人公・三崎くんと、同じく仕事に厳しい同期の朝吹さん。
普段から仕事終わりに朝吹さんを自宅に呼び出して、ふたりで黙々と作業する…そんな関係が続いていたある夜。
いつものように彼女を呼び出した三崎くんでしたが、「先輩に頼りなよ」と進言されると、あいつらとは違うと強がります。
彼女の言葉の真意が気になり、もしかして自分に好意があるのでは?と思い始め、ぼーっとしていると、彼女が膝枕してくれて…
『ワンナイト・エラー』のタイトル通り、一夜の過ち。生意気な主人公が同僚女子にわからせられる物語です。
三崎くんの痛すぎる勘違い
『ワンナイト・エラー』の面白さは、主人公・三崎くんの空回りっぷりにあります。
彼は社内恋愛をしている先輩たちを軽蔑し、「自分は理性ある紳士だ」と誇りを持っていたタイプ。
ところが、いざ朝吹さんに膝枕されると、あっさり崩壊。
しかも、彼女の表情や態度を見て「自分のことが好きに違いない!」と確信。強気に出て、満足させたつもりになってしまいます。
しかし、それは完全な勘違い。
彼の回想や思い込みを追いかけて読んでいると、翌朝の朝吹さんの態度が、ズキズキと心に刺さってくるんです。
まさに、ヒロインに「わからせられる」展開を体験できます。
朝吹さんの底知れない強者感
そして、朝吹さんがとにかく強い!
翌朝、何事もなかったような態度の彼女の姿は、彼女の豊富な人生経験が匂わされ、圧倒的な強者感を感じさせられます。
むしろ、三崎くんを試していたのか?と思うような描写がいくつもありました。
自分はあいつらとは違うと強がる三崎くんに対して、「どうだか…」と冷めた視線を送ったり。名前呼びしてくる三崎くんに対し、顔をひきつらせ、「恋人ヅラなんてしないって」と言い捨てるシーンが特に印象的。
一方で、行為中に赤らめる表情もあって、それが本音(本能)なのか、ただの演技や建前なのか。少なくとも、直前に決めていたセーフワードを言っていないので、余裕はまだあったんだと思います。
それでも、個人的には本能だと信じたいので、もし続編があるのなら三崎くんに頑張ってもらい、彼女の本心を引き出してほしいと思える物語です。
まとめ
この記事では、『ワンナイト・エラー』の作品情報や配信状況、見どころをご紹介していきます。
ぜひ参考にしていただき、ウチガワ先生を応援していきましょう。