『スリーピース・バインド』は、muro先生の商業漫画作品。
二人の少女とスリーピースバンドを組む主人公が、彼女たちに廃退的に縛られてしまうお話。退廃的な空気や、相互依存の関係性に惹かれる方におすすめの一作です。
この記事では、『スリーピース・バインド』の作品情報と配信状況、見どころについてご紹介していきます。
『スリーピース・バインド』作品情報と配信状況
作品名 | スリーピース・バインド |
作者 | muro |
掲載誌 | COMIC快楽天 2025年06月号(FANZAブックス、DLsite) |
配信状況 |
『スリーピース・バインド』見どころ
二人の少女に縛られる、廃退的なお話
主人公・菊井くんは、ベース兼ボーカルの花見さん、ギター兼ボーカルの志堂さんと共に、スリーピースバンド「メリース」でドラムを担当。当初は、彼女たちにお願いされ、1回のツアーだけ参加するつもりでした。
しかし、彼女たちの圧倒的な実力と相性の良さから、結果的に2年間バンドに在籍することに。
やがて、本来のバンドが再始動するタイミングで、菊井くんは「メリース」からの脱退を決意。彼女たちもそれを受け入れ、表面的には穏やかな別れとなりました。
しかし、実はその2年間、菊井くんは花見さん・志堂さんと身体の関係を持っていました。脱退した後もその記憶と感覚に囚われ、日常生活に支障をきたすほどに…
本作のタイトル『スリーピース・バインド』は、「スリーピースバンド(3人による音楽ユニット)」と、「縛る(バインド = bind)という意味。菊井くんが音楽面だけでなく彼女たちから精神的・肉体的に縛られていて、廃退的な雰囲気が漂う物語となっています。
可愛さと支配力で丸め込んでくるヒロインたち
本作のヒロインは、花見さんと志堂さん。二人とも実力・ルックスともに抜群で、バンドの顔です。
かつては菊井くんのファンであり、純粋に音楽を一緒にやりたいと願っていた可愛げのある少女たち。
しかし、彼をただのバンド仲間としてではなく、身体的にも精神的にも手放したくない存在として縛ってきました。
こんな可愛い女の子たちに囲まれて、菊井くんが羨ましいのですが、結果的に彼は人生を変えられてしまうんです。
一見、可愛らしい女の子たちなんですが、全て彼女たちの策略だとすると恐ろしいですね。
ヒロインたちに人生を狂わされる
菊井くんは、元のバンドの復帰ライブ前日、花見さん・志堂さんに偶然再会します。
なんと、彼女たちは明日の夜、海外進出するために渡英するとのこと。我慢できない3人は、彼の自宅で夜を共にします。
菊井くんは、そこで彼女たちと翌日まで過ごしてしまい、復帰ライブに参加できず。彼が元のバンドに「見切りをつけた」とネットニュースになっていて、彼が戻る場所は無くなってしまいます。
菊井くんが2年間メリースに参加している間、彼女たちの策略にハマってしまっていた感じですね。
菊井くんにとってはバッドエンド。しかし、彼女たちに渡英を誘われるので、ハッピーエンドと言って良いのでしょうか?
美少女たちに人生を狂わされたい願望を持っている方に響くお話だと思います。
まとめ
この記事では、『スリーピース・バインド』についてご紹介してきました。
ぜひ参考にしていただき、muro先生を応援していきましょう。